2016世界糖尿病デーin宮城
「宮城県糖尿病療養指導士(CDE-MIYAGI)」とは、糖尿病専門職としての資格を認定する制度のことです。この制度は、主に宮城県で糖尿病診療に携わる医療従事者、糖尿病患者および家族に対して、糖尿病診療に関する正しい知識を普及・啓発し、地域の糖尿病医療に貢献する人材を育成することを目的としています。
糖尿病診療を担う医療機関では、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)の資格を得た多くの医療職が欠かせない存在として活躍しています。しかし、その受験資格は限定的で、糖尿病専門医の指導のもと、糖尿病患者へ療養指導を実施した国家資格を持つ医療職に限られています。そこで、医療職としての臨床経験を積み、さらに勉強をしてレベルアップを図りたいという方々のために、この制度を立ち上げました。
糖尿病に関する知識を深めたい方、CDEJの資格を取りたいが受験資格の要件が満たせない、などでお困りの方は、ぜひCDE-MIYAGIの資格を取得してみませんか? 宮城県内に勤務し、糖尿病療養指導に関心があり、看護師、准看護師、保健師、助産師、管理栄養士、栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、歯科衛生士、の資格取得後3年以上の方が対象となります。宮城県糖尿病療養指導士認定委員会が主催する認定研修会を受講し、更に認定試験に合格することで取得可能です。
糖尿病療養指導分野に関わるすべての職種の方が糖尿病について多くの知識を身につけ、糖尿病の予防・治療・療養に関わるサポーターとして一緒に活動していきましょう!